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【腸のトラブル#1】万病撃退!”腸がすごい”を鍼灸柔整体師が解説します!!

腸のトラブルアレルギーアトピー改善のヒント

こんにちは、ウェルネスコンサルタントの新保です。
最近、腸のトラブルのご相談が相次ぎ、やっぱり多くの方がお腹の不具合で悩んでいることを改めて実感した次第であります。
それで少し多くの悩める方々の健康な腸になっていただいと思い、解説していきますのでよろしくお願いいたします。

目次

とりあえず動画で見てみる

腸 intestinal 腸って何のためにあるの?

腸は小腸と大腸に分類されています。
小腸6~8m、大腸1.5メートルで重さ1.5㎏のわたしたちのお腹にある器官です。
発生学的に、人間が受精卵から細胞分裂し、一番最初にカタチ作られるのが腸なのです。これは生物にとって、栄養を吸収することは、生きていく上でとても重要なことを意味しています。
腸の中には、100兆個の細菌がいます。(一部、40兆個という説もある)

1.善玉菌20% 2.悪玉菌10% 3.日和見菌70%

日和見菌とは、どっちへも転ぶという菌で腸内細菌で最も多いグループになります。善玉・悪玉のうち数的に優位なほうに味方する。どっちつかずの戦国武将みたいですね。味方につけてしまえば、とてもいい腸の状態になります。

腸の主な働き

  • 栄養素を吸収
  • 消化吸収を助ける
  • 病原菌を排除する(lgA 、マクロファージ、Tレグ細胞、Bリンパ球、NK細胞)
  • ビタミン類を合成する
  • セロトニンを産生

腸の働きで、栄養素を吸収や消化吸収を助けることは、皆さんよくご存知だと思います。しかし、病原菌を排除するイメージはあまりないと思います。
腸の壁は、絨毛と呼ばれる多くの突起物に覆われ、その中に免疫細胞があります。細菌やウィルスがやってくると免疫細胞がやっつけてくれます。NK細胞はがん細胞を食べちゃう細胞です。
あとはビタミンを合成することもあまりイメージにないと思います。

知っておくべきこと

セロトニンを産生するという働きは重要!ぜひ、覚えておいてください。

セロトニンは、幸福感を高めるホルモンといわれ、腸で9割が産生します。しかも、自律神経のバランスと深いかかわりがあり、鬱を防ぐ働きがあります。
朝、気持ちが落ち込んだり、よくわからない不安感に襲われたりしませんか?
鬱々しているのはあなたの腸の調子が悪かもしれません。

脳腸相関

脳腸相関とは、ストレスを共有し合っていて、密接に影響を及ぼしあうことを示します。例えば人間では、ストレスを感じるとお腹が痛くなり、便意をもよおしたりもます。これは脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからです。逆に腸に病原菌が感染すると、脳で不安感が増すといわれます。

ストレス共有

脳と腸が迷走神経を通して、双方向のネットワークを作っている  

・例えば腸内に不調があればその信号が自律神経を通して心臓に伝えられる

・心拍数を上げ下げして、腸の動きと連動して血流をコントロールしている

・まじめで神経質な人ほど腸にトラブルが多い傾向がある(交感神経、ストレス)

・自閉症スペクトラム、ADHDにも相関が…

自閉症スペクトラムの68%が、腸の調子が悪いというデータがあります。

脳と腸はとても強いつながりがあります。腸の調子が良くなれば、気分もスッキリします。
鬱も、まさか腸が関係しているなんて…、とはじめて知った人もいるのではないかと思います。
また、落ち着きがなかったり、集中力が続かないのも影響していると言われています。
緊張を強いられる仕事をしている人は食べ物の味がわからなくなったり、会社に出勤時に腰が痛くなったり、さまざまなストレス症状を引き起こします。

免疫細胞のお話

暴走する免疫細胞

私たちの腸には免疫細胞(マクロファージ、Tレグ細胞、Bリンパ球、NK細胞)がありますが、暴走してしまうことがあります。これが本当に始末に悪いんですね〜。味方まで攻撃して手に追えなくなってしまいます。

暴走すると→自己免疫疾患(膠原病、リウマチ)、アレルギーやアトピーを引き起こす

暴走を食い止めてくれるTレグ細胞

しかし、免疫細胞の暴走を食い止めてくれる存在があります。

それは、Tレグ細胞(制御性T細胞)と言われる細胞です。(酪酸菌が応援)

17種類のクロストリジウム菌がTレグ細胞(免疫のブレーキ)の免疫細胞の暴走を鎮める物質を放出し、Tレグ細胞を応援します。

Tレグ細胞はT細胞とも言われ、ミトコンドリアの産生が重要である。
ミトコンドリアのお話はそのうちやりたいと思います。

※嫌気性細菌であるクロストリジウム感染症もあり、今までは悪玉の代表とされてきたが、最近はTレグ細胞を活性化させるとされている。クロストリジウム菌は、適度な数で良くも悪くもなる。

一部ではアトピーには、クロストリジウム菌を取ってしまった方が早いんじゃないかと言われるようになっています。

免疫細胞 暴走とブレーキ

暴走するまでの流れ

STEP
食べモノのかけらに菌がまとわりつき、細菌かウイルスか栄養素なのかいろいろなメッセージを出す
STEP
腸の絨毛の下側の免疫細胞が腸表面に噴火のように噴出する
STEP
免疫細胞が血液に乗って全身をめぐる
STEP
暴走した免疫細胞がアレルギー症状を引き起こす。

脳を襲うこともある。
精神的なものやうつ病だからと言って、メンタルだけでなく、腸の状態も把握することが大事です。

・修行僧のアレルギーが治った例→食物繊維タップリの精進料理。

修行する若い僧侶ら60人からアレルギーが治ったお話をしようともいます。
神奈川のお寺で修行する若い層たちのアレルギーがたちまち治ってしまい、調査することになりました。
修行僧ら20人の便を調べたところ、修行僧らの腸にはクロストリジウム菌が存在しており、健康な腸内細菌を持っていることがわかりました。
僧侶らが、毎日食べている精進料理に含まれる食物繊維でTレグを生み出せることがわかったのです。

その後、研究でクロストリジウム菌が多いマウスに食物繊維を多く与えるとTレグが増え、食物繊維の少ないエサを与えた場合、Tレグは余り増えなかったことがわかりました。

すなわち、食物繊維をたっぷり摂ることが重要なのです。

暴走免疫細胞のブレーキ役が、Tレグ細胞とクロストリジウム菌の仲間やラクトバチルス菌の仲間。

まとめ

キノコ・木の実や根菜など日本の食材には食物繊維が多い。
長い年月で日本人の腸には食物繊維を好む腸内細菌が多いと考えられている。
服部さんの最新研究では日本人の腸内細菌が優れた力を持つことが明らかになった。
免疫力をコントロールする物質を出す能力が欧米の方に比べ日本人は多い。
現代日本人はアレルギーなどの免疫暴走による病が増えており、食生活により変化したのではないかと考えられている。

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