42歳 女性 排尿時の痛み

東洋医学メディカルサロン自然療法の症例報告。国家資格学者がわかりやすく解説。

12月2日

慢性腰痛のケアのため、通院している42歳女性。
排尿痛の痛みが、昨日からあった。
体温37.3、歯茎の腫れ、痛み。
2ヶ月に1回のペースで膀胱炎が出る。
その度に漢方薬を飲んで症状緩和していた。
いちいち膀胱炎のたびに、病院へ行くのが面倒になってきたので、根本的に改善できないものか相談を受けた。

【見立て】
「湿熱の邪」によるもの。


【取穴】
天柱、風地、腎兪、気海、関元、太谿、三陰交、膻中

12月4日

体温は下がり36.3、排尿痛は無くなった。
ビタミンcを多く摂るように勧めた。
ビタモンcは人を通り抜けて、膀胱まで届くので、細菌感染に有効。
早く症状を抑えたいなら、リボソームCが良いのでな以下と思う。

今度、冷え対策の治療と免疫向上の鍼灸施術を継続していくことにした。

※定期的にこのページは更新していくので、膀胱炎に困っている人は、たまに見てほしい。

目次

慢性膀胱炎の東洋医学アプローチ

慢性膀胱炎に悩む多くの方々は、繰り返す症状に不安と苦痛を感じていることでしょう。当院では、長年の臨床経験と研究に基づいた鍼灸治療で、患者様の健康をトータルにサポートしています。

東洋医学の視点から、膀胱炎は単なる感染症ではなく、体の内なるバランスの乱れによって引き起こされると考えています。私たちの治療は、薬に頼らない身体に優しいアプローチを特徴としており、「湿熱の邪」という概念に基づき、根本的な原因に働きかけます。

膀胱炎には主に細菌性と間質性の二つの種類があります。細菌性膀胱炎は主に大腸菌による感染で、女性に多く見られる疾患です。一方、間質性膀胱炎は原因不明の慢性的な症状で、頻尿や尿意切迫感が特徴的です。

特に注目すべきは、体の冷えと膀胱炎の密接な関係です。膀胱粘膜の温度が32℃以下に低下すると、細菌が繁殖しやすい環境が形成されます。女性の多くが抱える「冷え症」は、膀胱炎発症のリスクを高める重要な要因なのです。

当院の鍼灸治療は、これらの課題に総合的にアプローチします。体力の回復、免疫力の向上、冷え症の改善、そして膀胱機能の正常化を目指します。院長独自の治療メソッドは、長年の臨床経験に基づいており、高い効果と再発予防に焦点を当てています。

慢性膀胱炎、繰り返し発症する膀胱炎、抗生物質が効果的でない方、神経性膀胱炎の症状がある方におすすめの治療法です。従来の西洋医学的治療を補完する形で、患者様の症状改善に取り組んでいます。

最後に、治療効果には個人差があることをご理解ください。重症の場合は必ず医療機関を受診することをお勧めします。私たちは、あなたの健康な毎日を全力でサポートいたします。体の内なるバランスを整え、根本的な改善を目指す東洋医学の鍼灸治療に、ぜひご期待ください。

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