【第1話】走れなかった少年

「治らない痛み」を抱えていませんか?
私も、かつてそうでした。
全力で走ることすら許されなかった少年が、なぜ今、数百人の痛みを消す治療家になれたのか。
これは、その答えを見つけるまでの物語です。

止まってしまった少年
カッ、カッ、カッ――
乾いた土を蹴る音が、グラウンドに響く。
野球帽をかぶった少年たちが、列をなして走っていく。
でも、その列から一人、また一人と――ゆっくりと歩き始める少年がいた。
右手を、ぎゅっとわき腹に当てて。
「ハア……ハア……っ」
「また……痛い……」
「なんで……俺ばっかり……」
この少年こそが、小学生時代の私です。
シンボ接骨院鍼灸院の、新保直人です。
誰にも言えなかった痛み

昭和48年4月21日。新潟県新津市で生まれました。
へその緒が首に巻きつき、一時は命の危機に。
母は「この子は特別」と深く愛してくれた。
だから、言えなかったのです。
幼い頃から体が弱く、すぐに熱を出す子供でした。
それでも「普通の子」になりたかった。
少年野球部に入り、みんなと同じように練習に励みました。
でも――
全力で走ろうとすると、まるで内側から鋭い針で刺されるような激痛が、わき腹を襲うのです。

特に、かけっこ競争の時間は地獄でした。
「直人、がんばれー!」
「いけーっ、負けるなー!」
大好きないとこのお兄ちゃんの声が聞こえるたびに、胸が張り裂けそうでした。
期待に応えたい。
でも、走れない。
応援してもらっているのに、それに応えられない。
情けなくて、悔しくて――いつも泣きながら走っていました。
母に心配をかけたくなくて、私はこの痛みを誰にも言えませんでした。
憧れたヒーローたち

全力で動けない自分。
痛みに耐えられない自分。
そんな自分が、心の底から嫌いでした。
だからこそ、私はヒーローに憧れたのかもしれません。
ブルース・リーの、目にも止まらぬ動き。
ジャッキー・チェンの、どんな痛みにも屈しない強さ。
『キン肉マン』『北斗の拳』の、絶望から立ち上がる主人公たち。
「強くなりたい」
「痛みなんかに負けずに、全力で生きてみたい」
その想いは、私の心の奥底で、静かに、しかし熱く燃え続けていました。
終わらない苦悩
中学、高校と野球部に所属しましたが、痛みは相変わらず私を苦しめました。
わき腹に手を当てるのが恥ずかしくて、わざとペースを落として走る。
硬球を投げれば、今度は肩や肘が悲鳴を上げる。
運動はできる。でも、体が痛くなるからしたくない。
そんな矛盾を抱えたまま、私は燻ぶるような青春時代を過ごしました。
「この痛みは、一生続くのだろうか」
「このまま、ずっと『弱い自分』のままなのだろうか」
そんな諦めが、心の奥で少しずつ大きくなっていきました。
そして、奇跡が訪れる

やがて社会人となり、県内の大手企業にエンジニアとして就職。
仕事は充実していました。出張、海外経験、仲間とのレジャー。
でも、心のどこかで、何かが足りない気がしていました。
そんなある日――
同窓会で再会した親友と、酔った勢いで始めた「あること」が、私の人生を180度変えることになります。
長年苦しめられた、あの「わき腹の痛み」が、嘘のように消える日が来るなんて。
当時の私は、まだ知りませんでした。
【次回予告】
「走れる……!俺、全力で動けるじゃん!!」
人生を変えた「奇跡の瞬間」。
そして、新たな痛みとの闘い。
武術の先生が告げた衝撃の真実とは――
[第2話へ進む ▶]
💬 あなたの体験を聞かせてください
「私も子供の頃、同じような痛みがありました」
「今も原因不明の痛みで悩んでいます」
どんなお悩みでも、お気軽にご相談ください。
[LINE無料相談はこちら]
今すぐLINEお友達登録して予約しよう!
3大特典をご用意!
特別価格クーポン、オンライン書籍、年180通の健康通信
【登録キャンペーン中!】
初回特別価格+初検料無料
\ たった3秒で登録/
※予約メッセージは必ず確認し返信します
※不要ならいつでもブロック可能
※LINE予約の場合、キャンセル料なし
【お問い合わせ】
Eメール:stjmo@outlook.jp
お電話:025-025-7767 (8:30~19:30)
[第2話へ進む ▶]
© シンボ接骨院鍼灸院